こんにちは!カネパタイの鈴木です!
今日は、最近注目を集めている「不織布パッケージ」のお話をしたいと思います。
プラスチック規制が進む中で、不織布が世界的に注目されているのをご存じですか?
特にパッケージ市場での需要が急増しており、その背景にはいくつかの理由があります。
1. なぜ今、不織布が注目されているのか?
まずは、市場規模の成長から見てみましょう。
業界予測によると、不織布包装市場は2025年には37億ドルから2034年には79億8000万ドルに達する見込みで、
これは年平均成長率(CAGR)8.9%という力強い成長を示しています。
(出典:Towards Packaging – Nonwoven Packaging Market Sizing)
こうした成長の背景には、以下のような理由があります。
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環境規制の強化
→ 世界中でプラスチック規制が進み、使い捨てプラスチックからの代替として不織布が注目されています。 -
消費者の意識変化
→ 最近の調査では、90%以上のタイの消費者が「サステナブルなパッケージ」を選ぶと回答しています。
(出典:GlobalData 2024 Q2 Consumer Survey) -
技術の進歩
→ AIや自動化技術の導入により、生産効率が向上。医療用包装や高度なバリア特性が求められる分野でも需要が増加。
2. 不織布市場は今、急成長中
最近、タイのスーパーでもカラフルでおしゃれな不織布バッグをよく目にしますよね!
実は、不織布がここまで普及している背景には、いくつかの理由があります。
- リサイクルのしやすさ
不織布は繊維が絡み合った構造のため、耐久性が高く、再利用やリサイクルが比較的容易です。そのため、使い捨てプラスチックの代替として人気があります。 - コスト効率の良さ
軽量で強度があり、製造コストが比較的低いため、多くの企業が採用しています。
皆さんも「なんだかんだ使いやすい!」って理由で、いくつか不織布バッグを持っているんじゃないでしょうか?
3. 実は不織布もプラスチック!?
ここでひとつ気になるポイント。不織布って、環境にやさしいと言われていますが、
その多くはポリプロピレン(PP)やポリエステル(PET)といったプラスチックから作られています。
もちろん、不織布は軽量で丈夫、リサイクルが可能なことから、使い捨てプラスチックに代わるエコな素材として評価されています。
しかし、最終的に廃棄されたときにはどちらにしても「プラスチックごみ」として環境に悪影響を与えてしまうんです。
そして、「なんだかんだ増えがちな不織布バッグ」も、気づいたら結局捨てちゃうこと、ありませんか?
まだ使えるのに場所を取るし、いつの間にか溜まってゴミになりがち。
エコ素材とはいえ、捨てられてしまえば同じ環境に悪いものになってしまうので、まだまだ課題が残っているというわけです。
4. カネパタイの「さらにエコ」な選択肢:竹繊維製不織布
このように、不織布はリサイクル可能であっても、完全な環境負荷ゼロにはなりません。
でも、ここで諦めたくない。もっと環境に優しい選択肢があるはず。そこでカネパタイは、さらに一歩先のご提案をすることにしました。
なんと「竹繊維製不織布」という、さらにエコな素材を取り扱っています!
- 成長が早い
竹は短期間で再生可能な植物で、農薬や化学肥料もほとんど必要としません。 - 抗菌・防臭効果
自然な抗菌成分を含んでいるため、食品や医療用品の梱包に適しています。 - 生分解性
竹繊維製の不織布は、生分解性があり、廃棄後も自然に分解されます。
5. まとめ:持続可能な未来への一歩
脱プラスチックの流れの中で、不織布パッケージ、特に竹繊維製のものが新たな選択肢として注目されています。
実はこの竹繊維製不織布、大手カメラメーカーでもすでに採用を検討、試験をいただいています。
さらに、他の大手メーカー様もサンプルを精査して導入を検討中です。もう、未来しか感じませんね。
この素材は、企業の環境対応としてユーザーへのアピールになるだけでなく、実際に環境負荷の低減にもつながります。
その結果、ESG投資やサステナビリティレポートでの差別化にも役立つんです。
カネパタイでは、これからも環境に優しい梱包材の提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
ぜひ、竹繊維製不織布にご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください!