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コスト削減と製品保護を両立!フォームクッションの魅力

デリケートな製品の輸送時の保護は、多くの企業にとって頭の痛い課題です。

当社カネパッケージタイランドでは、豊富な実績を持つフォームクッションで、お客様の大切な製品を確実にお守りします。

今回は、当社のフォームクッション製品を実績とともにご紹介します。

 

フォームクッションはこんな課題を解決します!

製品輸送において、以下のような課題を抱えていませんか?

・輸送中の衝撃による製品破損

・非効率な梱包による輸送コストの上昇

・かさばる梱包材による保管スペースの圧迫

フォームクッションは、これらの課題に対する効果的な解決策となります。

 

フォームクッションはこのように作ります!

例として、発泡スチロール(EPS)の工程をご紹介します。

発泡スチロールは、小さなプラスチックの粒(ビーズ)を加熱して膨らませ、

それを型に入れて成形することで作られます。大きく分けて以下のような工程を経ます。

  1. 原料ビーズの準備 発泡スチロールの原料は、ポリスチレンという樹脂に発泡剤を加えた小さなビーズです。これが後で熱を加えることで膨らみます。
  2. 予備発泡(一次発泡) ビーズを85~100℃の蒸気で加熱すると、発泡剤が気化してビーズが膨らみます。発泡倍率(後述)に応じたサイズになるまで膨らませます。
  3. 熟成(養生) 発泡したビーズの内部にはまだ発泡剤が残っているので、安定させるために数時間~1日ほど寝かせます。
  4. 成形(二次発泡) 熟成したビーズを金型に詰め、再び蒸気を当ててビーズ同士をくっつけます。こうして発泡スチロールの形ができあがります。
  5. 乾燥 できたばかりの発泡スチロールは水分を含んでいるので、しっかり乾燥させて完成です。

 

発泡倍率とは?

発泡倍率とは、原料ビーズがどれくらい膨らんだかを示す数値です。

例えば「30倍発泡」の場合、原料の体積に比べて30倍に膨らんでいるということになります。

発泡倍率が高いほど軽く、クッション性のある仕上がりになります。

一方で、発泡倍率が低いと密度が高く、硬くしっかりした製品になります。

 

発泡倍率はどう決まる?

発泡倍率は、加熱温度や時間、ビーズに含まれる発泡剤の量によって決まります。

温度が高いほど、また加熱時間が長いほど、ビーズはより大きく膨らみます。

ただし、大きく膨らませすぎると強度が落ちるので、用途に合わせた発泡倍率が選ばれます。

発泡スチロールは、その軽さと強度を自由に調整できるため、さまざまな場面で活躍しています。

普段何気なく使っているものも、実はこんな工夫が詰まっているんですね!

 

カネパッケージタイランドのフォームクッションの特長

1.  最適化された簡素化設計

私たちは梱包の無駄を徹底的に見直し、以下の効果を実現します。

・コストの大幅削減

・作業効率の向上

・現場での使いやすさの実現

 

2. 徹底した品質管理

他社には真似できない、きめ細やかな品質チェック体制を整えています。

・厳格な品質検査の実施

・問題発生時の迅速な対応

・安定した品質の維持

 

3. 豊富な材質バリエーション

お客様のニーズに合わせて、最適な材質を選択できます。

・PSフォーム(ポリスチレンフォーム)

・PUフォーム(ポリウレタンフォーム)

・EVAフォーム(エチレン・ビニルアセテート)

・PEフォーム(ポリエチレンフォーム)

 

フォームクッションの導入事例

事例1:柔軟な発想による改善

従来の固定式PEフォームに切れ込みを入れる工夫を施すことで、上下左右への伸縮が可能に。この改良により下記を実現しました。

・原材料費の削減を達成

・複数製品への転用が可能に

・在庫アイテム数の大幅削減

 

事例2:部材の統合による効率化

従来3点の梱包材を使っていたものを1点に集約。

・材料コストの削減

・在庫管理の簡素化

・作業工数の削減

という三重のメリットを実現しました。

  

まとめ

フォームクッションは、製品保護、コスト削減、作業効率化という、梱包における重要課題を一気に解決できる優れた材料です。

カネパッケージタイランドは、豊富な経験とノウハウを活かし、お客様の梱包の悩みを解決します。まずはお気軽にご相談ください。

製品に最適な梱包ソリューションをご提案させていただきます!

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